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フロントフォーク取り外し。
タイヤ交換、ディスクローター&ブレーキパッド交換に続いて、フロントフォークのオイルを交換していきます。
まず、フロントフォークを車体から外す前にトップキャップを少しゆるめておきます。
これは、フロントフォーク単体となってしまうと固くて回すのが大変だからです。
トップキャップをゆるめたら、ホイール・キャリパー・ブレーキホース固定ボルト&バンド・フェンダーを外します。
フロントフォークの突き出し量を測定し(フロントフォークとトップキャップのつなぎめ部分がハンドルの上端と揃っているはず)、トップブリッジの固定ボルトとアンダーブラケットの固定ボルトをゆるめて、フロントフォークを抜いていきます。
3本のボルトをゆるめるとフロントフォークが重みで下に落ちてしまうので、しっかりと手で支えながら下に抜いていきます。
フロントフォークオイル交換。
フロントフォークのトップキャップをゆるめます。
フロントフォークスプリングが圧縮された状態で入っているので、トップキャップが外れる瞬間に飛ばないように気を付けて下さい。
純正ではワッシャーは1枚なのですが3枚出てきました。
ワッシャーを追加すると初期プリロードがかかって固くなるらしいですが、自分は柔らかめの方が好みなのでこれらは取り付けしないで組むことにします。
オイル抜き中 |
フロントフォークの中の部品を抜いたら、フロントフォークを逆さまにして、古いオイルを抜いていきます。
ちなみにオイルは、そこまで汚れている感じではなかったです。
オイルが抜けるのを待ってる間に、スプリング等をパーツクリーナーで清掃しておきます。
オイルを入れたらインナーチューブを数回ストロークさせてエアを抜き、この状態でしばらく放置して油面を安定させます。
オイルが抜けるのを待ってる間に、スプリング等をパーツクリーナーで清掃しておきます。
トリッカーの標準オイル粘度は15Wですが、林道を走るなら柔らかいほうがいいので10Wにしました。
オイルの規定量は292mLなので、適当に300mLぐらいを入れていきます。
オイルを入れたらインナーチューブを数回ストロークさせてエアを抜き、この状態でしばらく放置して油面を安定させます。
油の中の気泡(エア)が落ち着いてきたら、シリンジを使って油面レベル調整をしていきます。
油面の高さはフロントフォークを一番下げた状態で、125mmです。
油面調整をしたら、スプリング(上下の向きに注意)・ワッシャー・カラーの順で入れていき、トップキャップを締めればフロントフォークオイル交換は完了です。
まとめ。
アクスルシャフトの通りヨシ! |
フロントフォークの取り付け手順は、フロントフォークをステムに差し込み突き出し量を揃える→トップブリッジの固定ボルトを締める→フェンダー、ホイール、キャリパーを取り付けする→リフトダウンする→フロントフォークを何回か伸縮させる→アンダーブラケットの固定ボルトとアクスルシャフト&ピンチボルトを締めるの順番です。
トップキャップを締めるのも忘れずに!
それとリアの車高を下げた分の補正+嫁ちゃんの足つき対策ととして、フロントフォークを10mmほど突き出すように変更しました。
次はフロントブレーキオイルを交換します。
もうちょっとでフロント周りの整備が終わります!
続く。
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