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いざ、花連へ!
海っぺたを走る |
とにかく、とにかく海沿いの直線をひた走ります。
台東から花連までの走行距離は、今回の台湾ツーリングの中でもっとも長いルートでした。
おシリが痛くなれば道路のはじっこによってストレッチをしたり…
晴れてたらずえっったいにテンションが上がるいい道なんだろうな、と妄想しながら台湾の海を一眼レフのファインダー越しに眺めたりしていると、北海道のオロロンラインを思い出してしまいますね!
台湾の東側は、ホントに道がいい!
ずっと曇りだったのは、台湾がまたおいでって言ってるだよね?とフラグを立たせつつ、花連に到着です。
エンジンオイルを交換するよ。
花連の街に着いた時点でレンタルバイク屋と約束していた1000Kmを超えたので、まずはホテルの近くにあったバイク屋さんでオイルを交換してきました。
グーグル翻訳片手に「2台ともオイル交換よろしく!」って伝えると、バイク屋のおじさんがひたすら中国語で話しかけてきます。
おじさん、どうやら日本語はもちろん英語もまったくダメっぽく、さらにグーグル翻訳の存在も知らないっぽいです…。
しかたがないので、自分のスマホは「日本語→中国語表記用」で、嫁ちゃんのスマホでおじさんの中国語を翻訳するという形で交渉をしました。
すると外国人のうちらとスマホ越しで話せるのが楽しいのか、オイル交換作業を引き受けてくれた後もどんどんと話かけてきます。
・台湾に来てどのぐらいなの?
・日本のどこから来たの?
・飛行機は金額はいくらだった?
etc
まあー、話が止まらないこと止まらないこと(笑)
オイル交換作業の時間より、話をしている時間の方が長かった気がする(^v^)
花蓮のバイク屋さんで、オイル交換!
— きよ@すぶとり (@yomejiyo) May 1, 2023
お話好きなおじさんだった☺️ pic.twitter.com/AgVuDrM3DX
でもこっちも台湾のことをいろいろと教えてもらえたので、これはこれで楽しい現地の人とのふれあいの時間でした。
花連の街を散策するよ。
今日は割と早めにホテルに着いて時間に余裕があるので、花連の街をプラプラしていきます。
そういえばゆっくりと街を歩くのって、実は今回が初めてかもしれません!
花連の街にはおっきなショッピングモール的なものがあってすごく栄えているのかな?という雰囲気が出ていますが、通りを一本挟むと台湾っぽいオープンなお店がまだまだいっぱいありました。
注文中 |
その中で元気なおばちゃんの声が響く、良さげな店を見つけたのでここで晩ごはんです♪
席に座るとおばちゃんがなにやら近寄ってきて中国語でいろいろと話しかけてきます。
こっちが(。´・ω・)?って顔をしても、お構いなし状態。
身振り手振りからの推察ですが、どうやら注文はこの紙に書いて出してねって親切に教えてくれているっぽい。
バイク屋さんのおじさんもそうだったけど、ここのおばちゃんも言葉が通じてなさそうでも一生懸命伝えようとしてくれるので、ほんとありがたかったです!
対応が素敵だったので、ごはんを食べた後に一緒に写真を撮ろうよ!って言ったら…
「恥ずかしいから、爸爸(父)にしてー!」
って断られてしまったので、ピンチヒッターのパパンと一緒にパシャリ。
ごはんもおいしかったし、親切でノリもよく楽しいひとときを過ごさせてもらっちゃいました。
花連の人達、めっちゃ好きやー(∩´∀`)∩
ごはんの後は少し歩いて、スーパーにも行ってみました。
現地の人達がどんなものを食べているのかなと興味本位で入ってみましたが、売っているものはあまり日本と変わらない感じでしたね。
価格も日本のスーパーと変わらないどころか、物によっては日本より高いものも結構ありました。
花蓮に早く着いたから街を散策中。
— でかじよー (@dekajiyo) May 1, 2023
ちなみに台湾のビッグマック単品は75元(約330円)だった。 pic.twitter.com/iaB8YpzIZ3
ビッグマック指数という、ビッグマックの価格で国の経済力を測る指数があるのですが、GWの時は約330円だったのが執筆時(3か月後)には約346円と経済成長率がハンパないので、近いうちに日本の物価を越えてきそうな感じです。
旅費がまだ安いうちに、もう一回台湾行きたいなー。
そうそう散歩ついでにいつもバイクで走っている時に気になっていた、檳榔(びんろう)のお店のぴかぴかと派手な看板も撮影してきました。
檳榔は覚醒作用のある紙タバコの一種です。
依存性があるらしいし、なによりお店がめっちゃ怪しい雰囲気を出しているので、自分はまったく買う気が起きませんでしたね。
台湾ツーリング5日目の走行距離は、225.8Kmでした。
お、お腹が…。
夜中にお腹が痛くて起きてしまってから寝れなくなり、寝不足からのスタートです(ヽ ' ω`)
肌寒い雨の中をずっと走って冷えちゃったかなぁ…。
あんまりにも眠かったので嫁ちゃんに出発をちょっと遅らせるよと伝えてから少しだけ2度寝をかまし、嫁ちゃんが買ってきてくれたリポビタンDを飲んだらちょっとだけ元気が出ました。
明日の昼12時までに台北にバイクを返しにいかないといけないので、台湾を走れるのも残り1日とちょっと。
もうすぐ訪れる楽しい時間の終わりの気配を感じつつ、台湾ツーリング6日目がスタートです!
太魯閣峡谷へ!
台湾の土地の2/3は、山だそうです。
今日はそんな山天国(?)である台湾の中でも、一度は訪れたほうがいいと言われている太魯閣峡谷へと向かいます。
花連から太魯閣峡谷へ向かう道路の左側には、ずっと大きな山が続いています。
南から花連までは海ばっかりだったので、緑豊かな山を見ながら走るのも新鮮でいいですね♪
それに日本だと山があると道が狭くなったりするんですけど、ここは道も広いし信号もあんまりないので、すごく気持ちよく走れる道でした。
信号といえば、台湾の信号機には青に変わるまでの時間がわかるようにカウントダウンする表示が付いています。
これのおかげで、信号待ちの間に飲み物を飲んだり、地図の確認をしたりしやすかったですね。
日本だと信号待ちの間にいろんなことをしていて、青になったことに気付かないやつも多いので、このカウントダウン方式を取り入れたほうがスムーズに進むんじゃないかなと勝手に思ってます。
出発が遅かったのでお昼をちょっと過ぎてしまいましたが、太魯閣峡谷の入口に到着です。
もうここがゴールでもいいじゃないかってぐらい、圧倒的な渓谷のスケール感。
入口の景色からすでに優勝しちゃってます。
ただ、さすがに有名なスポットだけあって観光客やバスが多めです。
迫力ある渓谷の景色を眺めながら、目的地の「砂卡礑歩道」まで進みます。
太魯閣峡谷は「九曲洞」が最も有名な場所なんですが、九曲洞に行くには遠くの駐車場に停めてバスかタクシーに乗るしかないので今回は行かないよー!
砂卡礑歩道は、大理石の岸壁に作られた歩道で全長4.5Km。
歩道から絶景の渓谷を楽しみながら歩いていけます。
道も一本道なので迷うことはないですね。
でも途中で暑さでやられたと思われる白人の女の子が両脇を抱えながら歩いているのを見たので、ある程度は体力が必要かも?
写真では伝わらないのでもどかしいですが、そそりたつ断壁を間近で見れるこの景色は、日本では味わえません!
近くに駐車場(無料)もあるし、渓谷もゆっくりと見れるので、ツーリングで太魯閣峡谷へ行くなら砂卡礑歩道はおすすめですよ。
続く!
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