トリッカーのステムベアリングをグリスアップをしたよ。

トリッカー ステムベアリング グリスアップ


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次はステムベアリングの確認!


トリッカー整備の続きです。

ようやく本腰を入れて作業するよ

今回はステムベアリングの確認をしていきます!

キャリパーボルトが違うのに変わってるぞ
ホイールを外す

まずキャリパーを外し、アクスルシャフトを抜いてホイールを外します。

メーターギア

車体左側にはメーターギアがついているので、ホイール取り外し時に破損に注意してくださいね。

段差がすごい

それにしてもディスクの減りがハンパないな…。

交換推奨は3mmらしいですぜ

逆にどうやったらここまで減らせるのかを知りたいですわ!

グリスもきちんと残ってた

ハブベアリングもついでに確認しましたが、こっちは問題なしでした。

フロントフェンダー
フロントフォーク

フェンダーを外して、フロントフォークを抜き取ります。

ハンドルが変わってるのも気になるんだよな

ミラーやスイッチボックスやスロットル等のハンドル周りについているものを全部外したら、ハンドルを一式クランプ部分から外します。

レンチサイズ27mm、締め付けトルクは110Nm

この状態になったら、ステアリングステムヘッドナットをゆるめてトップブリッジを外します。

ステムナット

トップブリッジを外すとロアブラケットとの間で押さえられていたヘッドライトとメーター、ウインカーが一緒になって外れるので、まとめて横にずらして結束バンド等で軽く固定しておきます。


自重で落下してしまう恐れがあるので、ロアブラケットをしっかりと支えながらステムナットをゆるめていきます。

ステムベアリング(アッパー側)
ステムベアリング(ロア側)

ステムベアリングは上下ともに汚れがかなり付いていましたが、グリス切れや固着はなくローラーの摩耗もなさそうです。

アッパー側
ロア側

レースも少し跡が付いていましたが、比較的きれいな状態です。


ステムベアリングとレースが交換されていない前提で考えるとメーター読みの数字は実測な気がするけど、この距離であんなにディスクが減るかなー??

清掃後
たっぷりとグリスを塗る

ブレークリーンでステムベアリングとレースを清掃したら、グリスをたっぷりと塗って組み込んでいきます。


グリスは転がり軸受け用のウレアーグリスを使用しています。




まとめ。

こっちもたっぷりと塗る

ステムナットは、38Nmで締め付けた後にゆるめて4Nmで再締付けが適正トルクです。


ただフックレンチだとトルクがきちんと出せなかったので、適当にきつめに締めてから一度ゆるめて、手で締められるだけ締めて終わりにしました。(個人的にゆるい方が好き)


とりあえず今回の作業で、フロント周りでやらなきゃいけないことがわかりました!


やらなきゃいけないことが多くて、走れるのはまだまだ先になりそうだな…。


続く!


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