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もう少し動くフロントフォークにするよ。
セローのフロントフォークオイルの指定は15Wなのですが、林道を走っているともう少し動いて欲しい感じがするので、今回は10Wへとオイルを交換していきます。
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| リフトアップ |
まずはじめにオフロードスタンドでリフトアップします。
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| レンチサイズは19mm |
続いてトップキャップを手で回るぐらいまでゆるめます。
これはフロントフォーク単体になってしまうとゆるめるのが難しいからです。
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| キャリパー |
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| ブレーキホース固定ボルト |
トップキャップをゆるめたら、キャリパー・ブレーキホース固定ボルトを外します。
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| ホイール |
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| ロアフェンダー |
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| アッパーフェンダー |
ホイールとフェンダーを外します。
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| トップブリッジ側の固定ボルト×2本 |
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| アンダーブラケット側の固定ボルト×２ |
フロントフォークの突き出し量を測定し(フロントフォークとトップキャップのつなぎめ部分がハンドルの上端と揃っているはず)、トップブリッジの固定ボルトとアンダーブラケットの固定ボルトをゆるめて、フロントフォークを外していきます。
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| 事故車みたいになった |
フロントフォークが重みで落ちてくるので、しっかりと支えながらボルトをゆるめます。
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| 外れた |
これでフロントフォークの取り外しは完了です。
フロントフォークオイル交換。
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| フォークブーツ |
まずプラスビスで固定されているフォークブーツを外します。
続いてフロントフォークのトップキャップをゆるめます。
フロントフォークスプリングが圧縮された状態で入っているので、トップキャップが外れる瞬間に飛ばないように気を付けて下さい。
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| スプリングはゆっくり上げないとオイルが垂れてくるよ |
トップキャップが外れたら、カラー・ワッシャー・スプリングを抜いていきます。
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| 順番を忘れないようにね |
フロントフォークの中の部品を抜いたら、フロントフォークを逆さまにして、古いオイルを抜いていきます。
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| オイル抜き中 |
ちなみに約5000Kmしか走っていないので、オイルはそこまで汚れていませんでした。
オイルが抜けるのを待ってる間に、スプリング等をパーツクリーナーで清掃しておきます。
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| 傘立てを使ってる |
ある程度オイルが抜けたら、フロントフォークの向きを戻して新しいオイルを入れていきます。
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| オイルは安かったからスズキの10W |
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| ゆっくりと入れていく |
オイルの規定量は385ｍLなので、適当に400mLぐらいを入れていきます。
オイルを入れたらインナーチューブを数回ストロークさせてエアを抜き、この状態でしばらく放置して油面を安定させます。
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| 3種の神器 |
油の中の気泡(エア)が落ち着いてきたら、シリンジを使って油面レベル調整をしていきます。
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| フロントフォークはまっすぐにね |
油面の高さはフロントフォークを一番下げた状態で、125ｍｍです。
油面調整をしたら、スプリング(上下の向きに注意）・ワッシャー・カラーの順で入れていき、トップキャップを締めればフロントフォークオイル交換は完了です。
まとめ。
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| アクスルシャフトの通りヨシ！ |
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| アクスルシャフトにグリスを塗る |
フロントフォークの取り付け手順は、フロントフォークをステムに差し込み突き出し量を揃える→トップブリッジの固定ボルトを締める→フェンダー、ホイール、キャリパーを取り付けする→リフトダウンする→フロントフォークを何回か伸縮させる→アンダーブラケットの固定ボルトとアクスルシャフト&ピンチボルトを締めるの順番です。
トップキャップを締めるのも忘れずに！
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| 水抜き穴 |
それとブーツの水抜き穴は外側ですよ。
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| いつもの林道 |
フロントフォークオイル交換後に試走してきました。
粘度を10Wにしたのでフロントフォークの伸び側の戻りが早くなり、林道での路面追従性が良くなった感じがします。
自分は15Wより10Wの方が好みですね。
ではでは、また。
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