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次はブレーキ周りの整備をするよ。
最近ジェベルネタばっかりですが、もう少しお付き合いください。
今回は、自分の中で一番大事だと思っているブレーキ周りの整備をしていきます。
準備したもの。
・マスターシリンダーのピストンセット
・ダイヤフラム
・キャリパーのピストンシール
・パッドピン回り防止ワッシャー
・ブレーキパッド(デイトナのハイパーシンタード)
年式も古いし前のオーナーがどこまで交換してるかも不明なので、ブレーキにとって重要な部品とサビが気になったパッドピンの回り防止用のワッシャ、それと制動力を上げたくてパッドも準備しました。
ジェベルはこれだけ購入しても、大体6,000円ぐらいなので助かりますわ!
それじゃあ、交換していくよ。
マスターシリンダーの蓋をあけてダイヤフラムを取って、オイルを抜いていきます。
ブレーキレバーを握りこむと変な感触がするなーとは思ってましたが、ブレーキフルードがほとんど入っていない状態でした…まあ、オイルを抜くのが楽だからいいか♫
ハンドガードとブレーキレバーも外します。
見えるダストブーツとピストンが年季を感じさせてくれます。
ブレーキホースを外して、マスターシリンダーを取り外します。
ブレーキフルードは浸食性が高く、付くと塗料剥がれ等が起きるので取り扱いに注意が必要です。
ブレーキフルードが付いてしまった時は、水で流すと中和することが出来ます。
マスターシリンダーが外れたら、中に残っているフルードを洗い流します。
ブレーキフルードを洗い流したら、ダストブーツをペンチ等で引っ張って外します。
ダストブーツは押し込まれているだけなので、割と簡単に外れます。
ダストシールを外すとスナップリングが見えてくるので、ピストンを軽く押し込みながらスナップリングプライヤーでつまみ上げて、ピストンを引き抜きます。
ピストンを抜いたらマスターシリンダーを再度丸洗いをして、堆積物や汚れをキレイに取り除きます。
マスターシリンダーをよく乾燥させたら、ピストンを組んでいきます。
新しいピストンを組む際は滑りをよくするために、パッキン部分にブレーキフルードを薄く塗っておきます。
スナップリングでピストンを固定しダストブーツを組んだら、マスターシリンダーを車体へと取り付けしていきます。
続いてキャリパーをオーバーホールしていきます。
ブレーキホースを外し、キャリパーを取り外します。
パッドピンをゆるめて、ブレーキパッドを外します。
パッドピンはサビがすごいので、ペーパーやすりで手入れしています。
キャリパー前面に見える六角ボルトをゆるめて、スライドピンも外します。
ピストンツールでキャリパーからピストンを抜いて、ダストシールとオイルシールを外します。
ダストシールとオイルシールが入っていた溝の中をきれいに清掃し、ピストンをピカール等でツルツルに磨いてから組み込んでいきます。
スライドピンのブーツ部分、パッドの裏面、パッドピンのピン部分にも薄くグリスを塗って、キャリパーを組んでいき車体へと取り付けしていきます。
タンク内のフルードがなくならないように補充しながら作業するよ |
マスターシリンダーとキャリパーを取り付けし、ブレーキホースもしっかりとつないだら、ブレーキフルードを入れてエア抜きをします。
キャリパーのブリーザーにホースをつないで、シリンジでリザーブタンクのブレーキフルードを引っ張ってやると時短になりますよ。
エア抜きをしたら、新品のダイアフラムを付けて蓋を閉めれば、ブレーキのリフレッシュ作業は完了です!
まとめ。
ブレーキのオーバーホール後は、ブレーキを握った時の違和感がなくなりタッチもかなりよくなりました。
これで安心して乗れますね。
バイクは走ることより止まれることの方が大事なので、ジェベルみたいに古いバイクに乗る時は一度オーバーホールをしてみたほうがいいですよ!
それとジェベルの整備ネタですが、もうちょっとだけ続きます。
ではでは、また。
同じジェベル200乗りのおじさんです。
返信削除偶然にもブログとほぼ同じパーツが届き、次回の休日に作業する予定でした。とても参考になりました。ありがとうございますm(_ _)m
ライダーうにさん。
返信削除ジェベル乗りは少なさそうなのでブログを書いても見る方少ないかな?と思っていたので、コメントいただけて嬉しいです。
お互い大事にして乗っていきたいですね!