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エンジンの圧縮測定。
キャブレターの同調を取ろうとしたら、負圧がめちゃめちゃ低かった話の続きです。
負圧が出ない原因として考えられるのは…
①エンジンの圧縮抜け
②2次エアーの吸い込み
の2つが考えられるので、今回はエンジンの圧縮測定をしていきます。
まず最初にガソリンタンクを外します。
ガソリンタンクを外したら、プラグコードの順番をメモしてから引き抜いて、各気筒のうち1本ずつプラグを取り外します。(プラグは4気筒分とも抜いておかないと測定気筒以外の部分の圧縮圧力が抵抗となりクランクシャフトがうまく回らなくなる)
プラグを抜いたら、コンプレッションゲージのホースとプラグのネジ山サイズと同じアダプタを接続し、プラグホールへとねじこんでいきます。
ここまで準備が出来たら、スロットルを全開にした状態(スロットルを閉じていると燃焼室に入る空気量が絞られるので低い値が出てしまう)でセルボタンを押していきます。
するとコンプレッションゲージの数値が少しずつ上がっていき、数秒後に最高値を示して数値の変動がなくなるので、ここでセルを停止させます。(クランクシャフトの回転速度をキープ出来るようにバッテリーはフル充電状態がベター)
この時のバキュームゲージの最高値を読んでいくのですが、ゼファー1100の標準値は825~1275KPaとなっています。
そして自分のゼファーの圧縮値はというと…
1番から4番まで約1100KPaと正常という結果でした(∩´∀`)∩
まとめ。
圧縮は正常なので、負圧が出ない原因はエンジン側ではないことが判明しました。
となると、どっかからエアーを吸っていることが原因っぽいので、次はキャブレター付近を調べていきたいと思います。
続く!
2024.1.8追記。
2次エアを吸っている原因は、パイロットスクリューのガスケット不良でした!
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