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ステムベアリングのグリスアップ。
フロントタイヤは長男が交換 |
タイヤ交換ついでに、ずっと気になっていたステムベアリングのグリスアップをしていきます。
メンテナンススタンドでフロントを浮かせてから、ヘッドライト・キャリパー・ホイール・フェンダー・ホーン・ハンドル(ミラー等の周辺機器含む)を外します。
ハンドルストッパーに当てて力が抜けないようにしながら、ステムナットをゆるめます。(この時はまだナットは外さない)
締め付けトルクが大きいので、ちょっと固めです。
左右のフロントフォークを外したら、フレームにタイダウンベルトをかけて固定し、ゆっくりとメンテナンススタンドを抜いて宙づり状態にしていきます。
自分は6尺(1800mm)の脚立を車体の両脇に広げて置いて、天板に車重がかかるようにして吊っています。
トップブリッジ |
ヘッドライトの中にある、キーシリンダーのコネクタを抜いてからステムナットを外し、トップブリッジを取り外します。
トップブリッジを外すと、メーターやヘッドライトを固定するためのステーの支え(トップブリッジとアンダーブラケットで挟んでいる)がなくなるので、邪魔にならないようにズラしておきます。
トップブリッジの下のトップスレッドを外せば、アンダーブラケットも下に抜けます。
ちなみにトップスレッドの締め付けは25Nmで締めてから一旦ゆるめて、再度3Nmで締め付けます。(自分はここにかけるトルクレンチを持ってないので適当です)
元の状態がアレなバイクだっただけに、やっぱりベアリングはグリス切れでサビサビでした…(;´・ω・)もっと早くやればよかったよ
アンダー側もサビがすごい |
レースには、もちろん打刻跡がありました!
ただ今回はグリスアップだけのつもりだったので、ベアリングもレースも準備していません。そこで…
耐水ペーパー1000番で、打刻跡が消えるぐらいまでレースを磨いてみました!!
磨いた後にベアリングを乗せてテストしてみたら、今までひっかかりを感じていたところがみごとに解消されました(∩´∀`)∩
ボトム側とステム下側のレースも同じように耐水ペーパーで磨きます。
ベアリングもブレークリーンで汚れを取った後に、シリコンスプレーで手入れしたら、かなり動きがよくなりました!
たっぷりとグリスを塗ったら、外した時と逆の手順で組んでいきます。
トップブリッジとアンダーブラケットのみを付けた状態でステムナットを先に締めると、フロントフォークが入らなくなってしまったりするので、組んでいく部品が外れない程度に仮組みして(ホイールとフェンダーまで取り付けする)から締め付けていきます。(トルクは88Nm)
まとめ。
レースを磨いてベアリングのグリスアップをしたら、取り回しをしただけでもステアリングが滑らかに動いているのがわかります!(嫁ちゃんと息子達もびっくりしてた)
しばらくこれで様子を見て、時間が出来たらレースとベアリングを交換しないとなー。
ではでは、また。
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