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YSSのリアショックの調整をしていくよ。
練習用バイクなのでコレで充分 |
といっても、このリアショックの減衰力が固定されたタイプのものなので、調整するところはプリロードとショックの長さのみとなります。(今回は車高はイジりません!)
プリロード調整。(サグ出し)
リアショックは、基本的に体重約70Kgの人が乗ると適正なストロークになるように作られています。(外車は異なる)
それを防止するために、乗車する個人の体重に合わせてスプリングの初期荷重(縮む量)を変更することで、リアショックのストローク量を適正にすることがプリロード調整です!
スイングアーム |
サイレンサー |
プリロード調整はしっかりと数値で出さないといけないので、リアショックのストロークした量が測れるようにサイレンサーとスイングアームに目印をつけました。
自分はちょうどいいところがサイレンサーしかなかったのでここにガムテープを張って目印にしましたが、マフラーをサイド出しににしているならばテールカウルとかを目印にすると測定しやすいと思います。
目印を付けたら車体をまっすぐに起こした状態でのストローク量を測定します。
1人だと正確に測定するのが難しいので、誰かに手伝ってもらう方がいいと思います。
この車体の重さだけがリアショックにかかった状態を1Gと呼びます。
1人だと正確に測定するのが難しいので、誰かに手伝ってもらう方がいいと思います。
この車体の重さだけがリアショックにかかった状態を1Gと呼びます。
1Gはプリロード調整をするたびに変化します。
1Gを測定したらライダーが乗って沈み込むストローク量を測定します。ライダーの重さがリアショックにかかった状態を乗車1G (1G´)と呼びます。
乗車1Gー1G=25mm~30mmが正常です。
ちなみにYSSの初期値で体重62Kgの自分が測定したら、1Gが411mmで乗車1Gが392mmと19mmしかストローク量がありませんでした!
付属の六角と棒を使う |
起点を覚えておいて何回転させたかをメモする |
なのでプリロードを弱くする方に調整しています。
弱くする時の方向は右回し(スプリングが伸びる方向)です。
プリロードの調整メモの跡 |
ロックナットを1回転ずつ回して調整していきましたが、2回転戻したところで1G-乗車1Gが25mmになりました。
ヘルメットやウェア(自分はレーシングスーツも含む)を着ると少し重たくなることを考えて調整しました。
まとめ。
プリロード最終位置:2回転戻し
モデライダー:嫁ちゃん |
プリロードを調整前と後で乗り比べてみると、リアタイヤの接地感が格段にあがって怖さがなくなりました!
メーカーの出荷状態はすべての人に合うように作られているワケではないので、調整しないのはもったいないですよね!!
最悪、調整してどうしようもなくなっても初期の状態させ覚えておけばどうとでもなるので、ぜひプリロード調整にチャレンジしてもらえたらなと思います。
ではでは、また。
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