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グロムのシートの位置はものすごく高い!
グロムちゃん |
グロムのプチレストア後に試乗をしてみて最初に思ったのは、シートが高すぎるってことです!
シートに厚みがあるせいでリアタイヤの接地感を感じにくいし、シートの高さに対してタンク位置が低いのでバンク中に外足でタンクをホールドしずらいので、サーキットだとちょっと走りずらそうです。
なにより一番の問題は、バイクの練習させるつもりだった息子の足つきがものすごく悪いことです!!
今回はこれらを解消するべく、グロムちゃんのシートの加工をしていきます(^v^)
シートのアンコ抜き。
アンコ抜きをするシートは、失敗した時の保険としてヤフオクで安い純正シートを購入しました。(送料込み3,500円)
シートが準備出来たら、まず裏面のボルト2本をゆるめてパッセンジャー用のベルトを外し、マイナスドライバーでシート表皮を留めているタッカーの針を抜いていきます。
表皮が取れたらシート(ウレタン)部分の防水ビニールを剥がして、ベースとシートを分離させます。
アンコ抜きするとサイズが変わってしまうので、表皮と防水ビニールとはここでさよならします(@^^)/~~~
ベースとシートを分離したのは厚みを測るためです。
分離してみるとやっぱりシート部分の厚みがすごいことがわかったので、このウレタン部分を削ることにしました。
ちなみにベースとシートは寸法を測った後にゴム用の接着剤でくっつけなおしています。
シートを削るのに使ったのは100均で見つけたおろし金です。
こいつはシートの面荒れも少なく目が詰まりずらいので、とっても作業がはかどりました(∩´∀`)∩
家族みんなでアンコ抜き大作戦! pic.twitter.com/dA1XMQCcxJ
— でかじよー (@dekajiyo) May 21, 2021
おおまかな削りは家の中で作業をして…(削り粉で大惨事になったw)
最終的にはグロムに取り付けをして微調整しました。
高さだけではなく、足つきをよくするためにシート幅が狭くなるようにサイド部分をかなり削りました。
またリアタイヤに荷重をしっかりかけられるように気になっていた段差もフラットにしています。
シートの成型が終わったら、防水シートをシワにならないように伸ばしながらタッカーで留めていきます。
防水シートとこれから貼る表皮はYZF-R25のハイシートの時に余った材料を使っています。(ハイシートはタイヤの接地感を感じずらかったので純正シートに戻しています)
折り目が気になるが… |
防水シートの後は表皮を貼っていきます。
表皮は見た目に大きく影響してくるので、よく伸ばしながらタッカーで貼り付けていきます。
タッカーでシート1周を固定したら最後に余分な生地をハサミで切って、アンコ抜きシートは完成です(∩´∀`)∩
座る位置の自由度を広く撮りたいので、パッセンジャー用のベルトは取り付けしませんでした。
仕上げとして艶を出すためにラナパーを塗っています。
まとめ。
アンコ抜き後に試乗してみましたが、シートが薄くなった分あきらかにリアタイヤから路面の状況を感じやすくなりました!
それに運転席とタンデムシート側の段差をフラットにしたおかげでポジションの自由度も増えて、バンク中に外側の足でホールドしやすくなりました。
肝心の足つきについては、ツンツンだけど息子の両足が地面に着くようになりました(`・ω・´)キリッ
アンコ抜き後の練習の時に息子に聞いたら「前までは停止するのが怖かったけど、このシートだとそこまでもない」と言っていたので、かなり効果があったのかなっと思っています。
アンコ抜き後 |
ただ欠点として、シートが薄くなったせいで長く乗っているとお尻が痛くなってきます…。
ツーリング重視ならアンコ抜きはしないほうが良さそうですね!
グロムでサーキットを走るって方やグロムのシートが高すぎて足つきが悪いって悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ではでは、また。
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