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グロムのプチレストア第2弾。
ヤフオクで買ったボロいグロムをまともに走れるようにしていく話の続きです。
今回は外す前からパッドの残量がヤバいとわかる(笑)、フロントブレーキ周りに着手します。
準備したもの。
・ブレーキパッド。
グロムの純正ブレーキは全然効かないと聞いていたので、交換ついでにシンターメタル材のキタコ製SBSの797RSIを購入しました。
YZF-R25で同じものを使ってあきらかに制動力が変わるのを体感しているブレーキパッドです。
・ブレーキオイル。
リアブレーキキャリパーを交換する時にオイルが素敵な色に変化していたのを見てしまったので、無条件に交換するつもりで準備しました。
ちなみにブレーキオイルはホンダ純正のDOT4が一番安くて性能がいいので、グロム以外のバイクにも使っています。
・エア抜きポンプ。
無くてもブレーキオイル交換は出来ますが、これがあると作業時間が短縮になるし、あればキャリパーの分解作業やブレーキホース交換をすることが出来るようになるので購入しました。
・キャリパーピストンプライヤー。
ブレーキキャリパーの揉み出しに使います。
今回みたいにピストンをよく磨かないといけないときは役に立つツールです。
フロントブレーキパッド交換とブレーキオイル交換とブレーキキャリパーの揉み出し。
最初に固定ボルト2本をゆるめてブレーキキャリパーを取り外します。
ブレーキパッドは予想通り残0mm(笑)
ディスクにダメージがなかったのが幸いなところです。
汚れとサビがすごかった |
ピストンを回しながら磨いていく |
ブレーキパッドが外れたらピストンをプライヤーで回しながら揉み出ししていきます。
ピストンの汚れとサビが想像以上だったので、#2000の耐水ペーパーに水を付けながら磨いています。
磨いたらピストンに薄くグリスを塗ってピストンを押し戻しておきます。
またピストン以外のところもブレーキクリーナーで清掃しています。
ピストンを戻したらパッドの裏面にグリスを塗ってから組み付けして、キャリパーを取り付けしたらブレーキパッドの交換は完了です。
リアブレーキオイルを見た時からフロントのヤバさを感じていましたが、リザーバータンクを開けてみると期待通りとっても素敵な色のオイルとご対面w
こげ茶色ではなく乳白色になってたww
外したダイヤフラムにフルード固まったと思われる白い粉がびっしりと詰まっていましたが、穴あき等もなかったので水で洗ってよく乾かして再利用しています。
リザーバータンクを開けたら、この汚いオイルをポンプで吸えるだけ吸い出します。
ポンプで古いオイルを吸い出したらリザーバータンクに新しいオイルをめいいっぱい入れて、キャリパーのブリーダーバルブに8mmのレンチを通してからエア抜きポンプのチューブを取り付けします。
チューブの反対側はブレーキオイルが排出されるので、ペットボトルなどを準備しておきます。
ここまで準備出来たらフロントブレーキレバーをゆっくりと5回ぐらい握り、最後はそのままにぎりっぱなしの状態をキープします。(レバーを離すとエアが入るので注意!)
この状態でブリーダーに付けたレンチをゆるめると、レバーがさらに握れるようになり、チューブからリザーバータンク内のフルードが出てきます。
レバーの握り代が無くなったらブリーダーを締めこみ、レバーを離します。
レバーの握り代が無くなったらブリーダーを締めこみ、レバーを離します。
そしたらまたレバーをゆっくりと5回ぐらい握りこんでキープしブリーダーを開けてフルードを出して…を繰り返していきます。
リザーバータンク内のフルードが空になるとエアが入ってしまうので、適度に新しいフルードを補充しながら作業していきます。
これを繰り返しリザーバータンク内とチューブから出てくるブレーキフルードが透明になったら、ダイアフラムと蓋を閉めて完了です。
ブレーキオイルのみ交換時は油面高さを測る必要がありますが、今回はパッドも新品にしているのでこぼれない程度に満たんまでオイルを入れています。
※今回のプチレストア費用。
・ブレーキパッド:3,300円
・ブレーキオイル:792円
まとめ。
ブレーキパッドとブレーキオイル交換後は、今までが嘘のようにシャキッとしたタッチとなりました。
自分の中では走ることより止まれることのほうが大事だと思っているので、これでだいぶまともに走れるようになったかなと思っています。
グロムの次のプチレストアはチェーンとスプロケットを交換します!
続く!
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