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次はホイールのベアリングを交換するよ。
スイングアームは取り付けまで終わってるよ |
スイングアームピボットベアリング交換の続きです。
今回はカップリングベアリングとハブベアリングを交換していきます!
・オイルシール(部品番号:920491061)
・スナップリング(部品番号:920331043)
・ハブベアリング(部品番号:601B6304U)×2個
・ハブダンパー(部品番号:921601330)
・オイルシール(部品番号:92050027)
・カップリングベアリング(部品番号:601B6206UU)
・スナップリング(部品番号:920331044)
ハブダンパーはバックオーダー品だったので納品されるのに時間がかかりました。
kawasaki正規取扱店ピュアテック:http://www.pt-kawasakiparts.com/?pid=51455011
カップリングベアリング交換。
まずは比較的に作業が簡単なカップリングベアリングから交換していきます。
最初にオイルシールを外します。
経年劣化によりゴムがカッチカチになっていて外すのが大変だったので、マイナスドライバーをハンマーでたたいて破壊しました。
オイルシールが取れたらベアリングの抜け止め防止で付いているスナップリングを外します。
スイングアームピボットベアリング交換の時も書きましたが、スナップリングの脱着には専用の工具が必要です。
スナップリングが外れたらカップリングを反対にして、裏からベアリングを叩いて落とします。
古いベアリングが外れたらカップリングの向きを反対にし、表側からベアリングを入れていきます。
内輪以外は叩かないようにね |
ベアリングは穴と外輪が水平になるように少しずつ入れていき、ある程度までまっすぐ入っているのを確認出来たら内輪と同じかそれよりも少し小さいぐらいのラチェットのコマで叩いて入れ込んでいきます。
この時にボールが入っているベアリングの要であるオレンジの部分は絶対に叩かないようにしましょう。
また底付きしたのに内輪部分を叩いてしまっても壊れてしまうので注意が必要です。(底付きすると音が変わる)
スナップリング取り付け中 |
べっちょり |
グリス拭き取り前 |
ベアリングを打ち替えした後に手で内輪を回してみて問題がなければ、スナップリングを取り付けしベアリングとオイルシール裏面にたっぷりとグリスを塗って組み込んでいけば、カップリングベアリングの交換は完了です。
ハブベアリング交換。
続いてハブベアリングを交換していきます。
ハブの両端にはベアリングが入っていて、カップリングベアリングの時のように裏からベアリングを直接叩くことが出来ないので、ベアリングの内径に合うアンカーを準備します。
自分はサンコーテクノのGA-12Mというグリップアンカーが一番安かったので選びましたが、内径24mmにまで広がればどこのメーカーのものでもOKです!
最初にブレーキディスク側が上に来るようにホイールを置いて、先ほどと同じようにオイルシール・スナップリングを外していきます。
オイルシールとスナップリングが外れたら、ベアリングの内輪部分にアンカーを打ち込んでいきます。
そしたらホイールをひっくり返して反対側からアンカーを叩いていけばベアリングと一緒に外れます。
ディスク側のベアリングが外れたらハブダンパー側のベアリングは裏から叩けるようになるので、カップリングベアリングの時と同じ要領で抜いていきます。
キレイになった |
最後にハブダンパーを交換してホイールを取り付けしたら、ハブベアリングの交換は終了です(∩´∀`)∩
まとめ。
スイングアームとハブのどちらもベアリングはそこまで傷んでいるように見えませんでしたが、交換後は明らかに車体の取り回しが軽くなりました(^v^)
これで燃費がよくなってくれれば御の字ですね。
今回の分にあわせてフロントのハブベアリング一式も注文したので、時間が出来たら交換していこうと思ってます。
ではでは、また。
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