GSM17603の後継モデルを試してみる!
GSM17603 |
日帰りロングツーリングや1泊ツーリングの時に活躍していた、ゴールドウインのシートバッグGSM17603の後継モデルが販売されたので、試してみました!
いきなり結果から書いちゃいますが、後継モデル「GSM27807」は正常に進化していて、さらに使いやすくなっています('ω')ノ
新旧シートバッグ比較。
左が旧モデル、右が新モデル |
新旧モデルで大きく変更となったのは、3つです。
寸法は変更なし |
1つめは、旧モデルがメイン部分の収納と蓋の上の収納の2段式だったのがメイン部分のみの1段式に変更となったことです!
蓋の方で容量を稼いでいる |
1段式になったことで、蓋の上部のスペースが広く取られています。
可変ファスナー |
ここの容量が増える |
可変ファスナーを展開して容量が増えるのも、この蓋の上の部分です。
新しく追加となった |
それと荷物をしっかりと固定出来るように、室内に長さが調整可能なコンプレッションベルトが追加となっています。
これは荷物が暴れないように付けたと説明書に書いていましたが、収納するのが1つの室内となったことで積み荷が高くなってしまい、ファスナーを開いた瞬間に中身が出てきてしまうのを防止する目的もあったんではないかと思っています。
正直言うと、収納方法については2段式だった前のモデルの方が良かった…。
ただこれから出てくる大きな変更点を追加するためには、こうせざるを得なかったのはないかと推測しています。
バックルベルトの向きが変わった!
上が旧モデル、下が新モデル |
2つめの大きな変更点は、バックルベルトの向きが車体の横方向だったのが縦方向に変わったことです!
フックが追加となった |
その代わりに、ツーリングネットやキャリングコードなどをひっかけるためのフックが新しく追加されました。
ひっかけてみた |
これによって合羽や上着やツーリング先で大量に買ってしまったお土産など、バッグの容量を超える積み方も可能になりました。
そしてこの部分がさっきの話とつながる所なのですが、旧モデルのように収納を2段式にするとこの使い方の時に邪魔となってしまうので、新モデルは1段式に変わったんではないかと読んでいます。
ゼファーに取り付け |
それとバックルベルトが縦方向に変わったことで、取り付けが楽になったように感じました。
YZF-R25に取り付け |
特にそう感じるには、YZF-R25のようにシート後方にいくにつれて幅が狭くなっていくタイプのバイクです。
GSX250Rに旧モデルを取り付けした時の写真 |
横向きの時でも取り付け自体はすごく簡単でしっかり固定することは出来ました。
ただシート後方部分を固定する時はバックルの遊びがなくなるんじゃないかって思うぐらいぐらい締める必要があったし、そのことでバックルがカウルに当たったりしてしまっていたりと小さな不具合を感じていましたが、バックルベルトの向きが縦方向になることで見事に改善されています。
もちろん、ゼファーのようなネイキッドでも問題なく固定することが可能です!
このシートバッグで一番感動した改善ポイント!
これが一番良かったところ |
3つめの大きな変更点は、バックルベルトの余ったベルトを丸めてマジックテープで固定することが出来るようになったことです!
この部分は買って試しにバイクに付けてみた時に、一番感動したところでもあります。
丸めて留めるだけ! |
旧モデルだと余ったベルトはシートバッグの下に押し込むだけだったので、走行風で飛び出してきてしまっていましたが、これだとそんな心配は不要です!
マジックテープもけっこう強力で、高速道路を走ってもまったく外れる様子はありませんでした。
すべてのベルトに付いている |
この方法は、今後間違いなくゴールドウインの他のシートバッグすべてに使われていくだろうと予感させる画期的な改善点でした(∩´∀`)∩
その他の変更点。
旧モデル |
旧モデルはGOLDWINの文字が刺繍で書かれていました。
新モデル |
新モデルはプリントになっているので、コスト削減か?と勝手に思っていましたが違いました…。
なんと後続車からの視認性を高めるためにリフレクターに変更となっていました('ω')
鍵を通せるようになってる |
それと盗難防止用でファスナーに鍵穴を通すところも追加となっています。
この2つは新旧並べてみないと変更されてるかすらわからないところだけに、ゴールドウインのこだわりを感じます!
積載量は1~2泊まで!
長野ツーリングの時の持ち物 |
長野に1泊でツーリングする時にシートバッグに入れたのが、これらの荷物です。
・合羽(レイングローブとレインブーツカバー含む)
・薄い上着(ビーナスラインは寒いので)
・着替え(肌着と下着)
・アメニティ(ひげそりやスマホの充電器やフェイスタオル等)
この他に写真には写っていませんが、ツーリングネットやガムテープやタイラップなどの緊急用工具も持っていきました。
まだまだ余裕がある |
夏だったためトレーナーなどのかさばるものがなかったとはいえ、これらを収納してみてもシートバッグ内にはまだ余裕がある状態でした。
このシートバッグ1つでツーリングするなら夏は2泊でも楽勝、冬は持っていくものを吟味するかツーリングネットをうまく活用すれば2泊も可能ってところでしょうか!
ここはあんまり収納できない |
レインカバーや絆創膏などの万が一の時にしか使わないものは、蓋の裏に付いているメッシュのポケットを活用しています。
取り付けのしやすさや簡単に持ち運べる便利さは引き続き継続!
え~っくす♪かんじてみ~ろ♫ |
モデル立ちww |
エックスベルトをシートで挟むだけの取り付け方法や、バックルを外すだけで簡単に持ち運べる便利なところは、旧モデルからそのまんま引き継がれています。
レインカバー |
レインカバーも特に変更なく、色もデザインもそのまま引き継がれています。
ただ旧モデルのレビューの時にも書いたけど、見た目はダセェ(笑)
まとめ。
新旧並べてみた |
記事の最初にも書きましたが、GSM27807は今までのモデルの小さな不具合を見事に解消して、より便利に使いやすくなったシートバッグです!
付けて走っていても違和感がないデザイン |
ではでは、また。
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