YZF-R25のホイール脱着方法を紹介するよ。

YZF-R25 ホイール 取り外し 取り付けの写真

スポンサーリンク



自分でホイールを取り外し・取り付けする方法!


今回はYZF-R25のホイールの脱着方法を紹介します。


ホイールを自分で外せるようになると、ホイールの気になっている汚れなどもおもいっきり清掃することが出来ます!


それに自分でホイール外してバイク屋さんに持ち込めば、タイヤ交換の工賃も安くなります。


最終的には自分でタイヤ交換をしちゃうことも可能です!


メンテナンススタンドやトルクレンチなど準備しなければ
ならないものが少し多いですが、難しい作業ではないので興味がある方はぜひトライしてみて下さい。



ホイール脱着準備。


最初にメンテナンススタンドでリフトアップします。


ブレーキロック

メンテナンススタンドをかける時にフロントホイールが回ってしまうと車体が倒れてしまう可能性があるので、ブレーキレバーをバンドなどで固定して、フロントブレーキが効いた状態にしておきます。


またバイクはハンドルを切った方に倒れるようになっているので、ハンドルを左にきってサイドスタンドは出したままにしておきます。


これで万が一車体が倒れてもサイドスタンドが支えてくれるので安心です!


ここまで準備が出来たらメンテナンススタンドでリア側からリフトアップします。


リフトアーップ

リア側をメンテナンススタンドでリフトアップする前にフロント側をリフトアップするのは転倒の原因になるので、フロントホイールしか外さないよ!って場合でも、必ずリア側もメンテナンススタンドでリフトアップしてください。


フロントタイヤ側からのぞいたところ

フロント側はステムのアンダーブラケットの穴にメンテナンススタンドのカラーを挿入してリフトアップします。


アンダーブラケットの穴

メンテナンススタンドのカラーのサイズとアンダーブラケットの穴のサイズをしっかりと合わせておきます。


リフトアーーップ

フロント側のメンテナンススタンドは、構造的にフェンダーやカウルに接触しやすいので、慣れていないうちは車体側をタオルなどで保護すると安心です。


メンテナンススタンドでリフトアップしたらハンドルをまっすぐに戻し、ブレーキレバーのロックを解除します。



使用したもの。


リアのメンテナンススタンドは、アストロプロダクツのものを使っています。


価格が安いですが、しっかりとリフトアップすることが出来ます。



フロント側のメンテナンススタンドは、J-TRIPです。


やや高価ですがフロント側は車体の転倒リスクが高いので、確実なものを選びました。



ホイール外し。

フロントホイール。

アクスルシャフト

フロントホイールを固定している、アクスルシャフトのナットをゆるめて抜きます。


ナット側のレンチサイズが19mmで反対側が17mmです。


カラー

YZF-R25はブレーキが右側だけに付いているので、アクセルシャフトが抜けたらホイールが外れます。


無くさないように注意

ホイールの両端にはカラーが入っているので外すときに落下させたりしないように注意してください。


またメンテナンススタンドの高さによってはアクスルシャフトを抜いた瞬間にホイールが下がり、リムとブレーキキャリパーが接触する恐れがあるので注意してください。


簡単でしょ?

これでフロントホイールが外れました。



リアホイール。

アクスルシャフト

リア側も最初にアクスルシャフトのナットをゆるめて抜きます。


ナット側のレンチサイズが22mmで反対側は19mmです。



チェーンはここに引っ掛ける

アクスルシャフトが抜けたらホイールを少し前にずらして、チェーンとブレーキキャリパーを外します。

キャリパーはどこかに固定する

チェーンはスイングアームにひっかけて、ブレーキキャリパーはインシュロックとかで吊っておくと作業の邪魔になりません。


こうなると色々なところを掃除したくなるよね?

リアホイールの左右にもカラーが入っています。


リアも簡単でしょ?

これでリアホイールも外れました。



ホイールの取り付け。

フロントホイール。

使うグリスは信頼のKURE製品

ホイールの取り付け前に各部のグリスアップを行います。


グリスを塗るのは、アクスルシャフト・ホイールのベアリングとカラー・フロントフォークの3か所です。


グリスを塗ることで、焼き付きやアクスルシャフトの固着などを防ぎます。


カラーを外す

ベアリングが見える

アクスルシャフトが通るところに薄く塗る

グリスアップをする前に、古いグリスを軽く拭きとっておきます。


ぬりぬりっ

アクスルシャフトもまんべんなく塗る

新しいグリスは多めに塗っておきます。


あっさりとホイール取り付けが完了

各部のグリスアップをしたら、ホイールの両端のカラーがしっかりと付いているのを確認してからアクスルシャフトを通していきます。


余分なグリスがいっぱい出てくる

アクスルシャフトを通すと余分なグリスがいろんなところから出てくるので拭き取ります。


特にナットのゆるみの原因にもなるので、アクスルシャフトのネジの部分に付いたグリスはしっかりと拭き取っておきます。


トルクレンチで締める

最後にナットをトルクレンチ(規定トルクは52Nm)で締め付ければ、フロントホイールの取り付けは完了です。



リアホイール。

すごく汚れてる

スプロケットの下も忘れずに

リアホイール側もおなじようにグリスアップを行います。


古いグリスがいっぱい

グリスを塗るのは、アクスルシャフト・ホイールのベアリングとカラー・スイングアームの3か所です。


スプロケットの下がわにもベアリングとカラーがあるので、こちらも忘れずにグリスアップします。


キレイになった!

グリスアップをしたらホイールを取り外した手順の逆で、ホイールを入れる→チェーンをスプロケットにかける→ブレーキキャリパーを付ける→アクスルシャフトを入れるの順番で取り付けをしていきます。


反対からバーをつっこんでおくと作業しやすい

チェーンアジャスター・ホイール・キャリパーの穴がまっすぐになっていないとアクスルシャフトが通っていかないので、スイングアーム右側からラチェットのエクステンションバーとかを差し込んで、チェーンアジャスターとキャリパーを支えておくと作業がしやすいと思います。


リアの取り付けはちょっと手間だね

アクスルシャフトが通ったら余分なグリスを拭き取り、ナットをトルクレンチ(規定トルクは57Nm)で締め付けたら、リアホイールの取り付けは完了です。



使ったもの。


KUREのグリスはバイクのいたるところで使えるのですごく便利です。



トルク管理をしっかりするならKTCがオススメです!


まとめ。


ここまで読んでもらえばわかるように、ホイールの取り外しと取り付けはそこまで難しい作業ではないと思います。


自分でいろんな整備をやってみよう!って方の参考になれば幸いです。


ではでは、また。



スポンサーリンク


0 件のコメント :

コメントを投稿