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大きな変更点は2つ。
Blueskyseaの新しいドライブレコーダー・B1MをYZF-R25に取り付けしたのでレビューしていきます。
これで全部 |
今回のB1Mと前身モデルのDV688との大きな違いは、モニターが無くなったことです!
手のひらサイズ |
その分、本体のサイズが一回り小さくなったのでスペースの無い車種でも取り付けすることが出来るようになりました。
ただ本体を小さくする方向にこだわったせいなのか、本体の防水機能は無くなってしまいました。
フェンダーを外している車両なんかだと、取り付けする位置はよく考えたほうが良さそうです。
モニターが無くなったのでカメラの調整や画像の確認などは、wifiでスマホのアプリとつないで設定します。
デザインがちょっと変更された |
もう1つの変更点は、カメラにWDR機能が追加されたことです!
個人的にはカメラがもう少し小さい方がいいなぁと思っていましたが、今回のモデルは据え置きでした。
これは次回作に期待してます(∩´∀`)∩
細かいところで言うと、レンズ広角も130°から135°に変更されて視野が少し広くなりました。
カメラ取付位置 |
本体はETCと合体 |
コントローラ(マイク内蔵)取り付け位置 |
取り付けする場所はかなり悩みましたが、ホームセンターでステーを購入したり、アクションカメラのアクセサリーなどを流用しています。
YZF-R25にドライブレコーダーを取り付けした話は、前回記事に詳しく書いているので、設置個所に悩んだ時は参考にしていただけると幸いです。
B1M本体とB1MCAMの接続方法。
B1Mとwifiでつながる専用アプリ・B1MCAMの使い方を紹介します。
自分のスマホはandroidなので、他のOSだと少し異なるところがあるかもしれません。
・アプリのインストール。
似たアプリがあるから注意 |
まずはじめにスマホに「B1MCAM」のアプリをインストールします。
自分はGoogle playから探しましたが、B1MCAMによく似たアプリがあったので、インストール前によく確認したほうがいいと思います。
・B1M本体とB1MCAMアプリの接続。
モバイルデータをOFFにする |
アプリはモバイルデータと接続しているとつながらないため、スマホを機内モードに変更します。
ーから後ろの数字は違うはず |
本体に電源を入れて、スマホのwifiをONにして、B1Mー○○に接続します。
パスワード |
パスワードは12345678です。
wifi接続が完了したら、アプリを立ち上げます。
起動画面 |
アプリを立ち上げると、最初の画面に「ドライブレコーダーに入ってます」というボタンが出てくるので、これをクリックします。
つながるとこんな感じ |
これで本体とアプリがつながりました。
アプリの機能について。
ここからはアプリの機能を紹介していきます。
赤 |
赤丸で囲んだところは、アプリに映すカメラの切替です。
モデル:嫁ちゃん |
Fはフロントカメラ、Bはリアカメラを指していて、カメラが映しているものをリアルタイムで表示します。
ドライブレコーダーを取り付けした後は、この画面を見ながら位置調整を行います。
水色 |
水色で囲んだところは、動画の開始/停止のボタンです。
本体は電源の入切で自動的にON・OFFとなりますが、アプリ側でも任意で撮影の開始・停止をすることが出来ます。
緑 |
緑色で囲んだところは、静止画の撮影するボタンです。
ハード側だとコントローラのボタンも同じ役割をしています。
オレンジ |
オレンジで囲んだところは、撮影されたデータが格納されているところです。
通常時のデータ保存箇所 |
通常時の撮影データが保存されているのが、SDカード側の「普通」と書かれた場所です。
右上の「編集」からスマホにダウンロードをすることが出来るので、走行中に気になったところのデータが簡単に保存可能です。
Gセンサー作動時のデータ保存箇所 |
Gセンサーが作動した時の撮影データが保存されているのが、SDカード側の「緊急」と書かれた場所です。
緊急フォルダに格納されたデータは、ユーザーが削除しなければずっと残るようになっています。
なのでGセンサー設定を有りにしている場合は、SDカードが容量いっぱいにならないように定期的にフォルダの確認を実施する必要があります。
静止画のデータ保存箇所 |
静止画の撮影データが保存されているのは、「写真」と書かれた場所です。
アプリで撮影された静止画のデータはローカルエリア(スマホ側)、コントローラで静止画を撮影した場合はSDカード側に保存されます。
PCでデータを見た時 |
交互に保存 |
ちなみにPCにSDカードを差してデータを見てみると、フロントカメラとリアカメラのデータが交互に保存されていました。
EMRが緊急フォルダ、Movieが普通フォルダに格納されたデータと同じものでした。
ピンク |
ピンクで囲んだところは、カメラの設定をするところです。
カメラの設定画面 |
ここでドライブレコーダーの細かい設定変更をしていきます。
カメラの設定。
ビデオサブセクション。
ビデオサブセクションは、撮影したデータをどのぐらいで区切るかを設定するところです。
アクションカメラとかで言うとループ動画の設定に当たる部分ですね!
WDR。
WDRはトンネルから出た時などの急激な明るさの変化の時に起きる「白つぶれ」や「黒つぶれ」などを補正する機能です。
WDRあり |
WDRなし |
DV688の時は急な明るさの変化に弱かったのですが、WDRが追加されたおかげでかなり改善されました。
WDRあり |
WDRなし |
特に効果が感じられたのは夕方です。
これは両方とも西日に向かうように(つまり逆光ね)走ったものなのですが、WDRありの方がはっきりと撮影されているのがわかります。
露出率。
嫁ちゃんも露出させた方がよかった? |
露出を+2~ー2まで変更しながら静止画を撮影してみました。
+2 |
+2は光が強く当たるところが白く潰れてしまい、輪郭がかすれたような感じになります。
-2 |
反対の-2は光が弱い部分が黒く潰れてしまい、輪郭がぼやけるような印象を受けます。
動画で見てみても車種やナンバーが読み取りずらく、どちらの露出も正直言って使えないと思ってます。
+1 |
0 |
-1 |
+1~-1の範囲だと多少の明暗を感じますが、動画で見てみても肉眼に近い印象でした。
日差しが強い時は-1、曇りの日は0、雨の日は+1にするなど好みによって使い分けするのがよさそうです。
ちなみに自分はしょちゅう設定を変更するのがメンドクサくて、露出0で固定にしています。
フロントカメラ |
ナンバーを読み取れる距離は車約2台分ぐらい。
リアカメラ |
DV688は約1.5台分ぐらいだったので、この辺りも改善されています。
録音。
録音はコントローラに付いたマイクで音声を拾うかどうかを設定するところです。
Gセンサー。
事故などの強い衝撃を受けた時の重要な録画データを、上書き出来ない緊急フォルダに自動で保存してくれるのですが、この衝撃を検知するのがGセンサーです。
設定は大・中・小・無しの4段階。
B1MのGセンサーは本体に内蔵されているのですが、感度が良すぎるみたいで小設定にしていても、結構拾ってしまいました。
本体をゴムシートやスポンジなどの上に置けば、もしかしたら改善されるかもしれませんが、自分は上書き出来ない緊急フォルダにデータが貯まってしまうのがイヤで、設定を無しで使っています。
もしB1Mを使っていて、こんな改善方法があるよ!っていう情報があれば教えて下さい(∩´∀`)∩
タイムズーム。
設定を変えてみましたが、変わったところがわかりませんでした(´・ω・`)
タイムゾーンのことかな?と思って、標準の+9のままにしてます。
これもわかる方がいたら教えて下さい!
フォーマット。
SDカードをフォーマットします。
中古のSDカードは、フォーマットをしないとエラーが出て録画が始まらないときがあるので要注意です!
デフォルトのリセット。
設定値をすべて初期値に戻します。
wifi接続パスワード。
本体のwifiとつながる時のパスワードを変更します。
初期パスワードは、12345678です。
ファームウェアの更新について。
最後にファームウェアの更新方法を紹介します。
ここを見て |
更新の対象となるのはアプリの設定画面の一番下のバージョンが、20190909となっているものです。
B1Mはデータ保持用の内蔵バッテリーを持っているのですが、電源オフ後の待機時間が長すぎることによるバッテリー容量の使い過ぎで、起動できないトラブルが頻発していました。
これの対策として、電源オフ後の待機時間が短くなるように改善したのが、新しいファームウェアのバージョンです。
これから購入される方は問題ないですが、自分のように初期のB1Mを取り付けしている方は安心して使うために更新を推奨します。
更新方法は、とても簡単です!
まずはじめに下のGoogleドライブから、CDV16.binファイルをダウンロードします。
https://drive.google.com/file/d/1_ldXPtq0thYZhfXAsTLKxIUPepOeRd9e/view
このbinファイルを、フォーマットした32GBのSDカードに入れてB1Mに差し込み、電源を入れたら自動的に更新されます。
64GBや128GBのSDカードを使う場合は、GuiformatツールでFAT32へフォーマットする必要があります。
変更された! |
無事にファームウェアが更新されると、バージョンが20200303に変更されます。
まとめ。
以上が、Blueskyseaの最新作B1Mのレビューでした。
キレイな空を映すためではなく、道路で起きたことを正確に映したい!
Blueskyseaはアクションカメラのように旅の記録を残すことではなく、あくまでも道路上の証拠を残すことにこだわったメーカーです。
ドライブレコーダーに力を入れているだけあって、前身モデルのDV688と比較すると、より改善されたものになっていることがわかりました。
ではでは、また。
購入するのに当たり→詳しい解説 大変 役立ちました。
返信削除2021年3月5日 本日 取り付け 問題無く 立ち上がり スマホとも連動 → モニターレスを探していたので 助かりました。