スポンサーリンク
リアブレーキを踏んでもランプが点灯しないのよ。
バックステップに交換したら純正のブレーキスイッチが使えず、リアのブレーキを踏んでもブレーキランプが点灯しなくなってしまった対策として、油圧ブレーキスイッチへの交換をしていきたいと思います。
準備したものは、この3点です。
①油圧ブレーキスイッチ
Qiiluというメーカーのやつ |
マスターシリンダーのバンジョーボルトと交換して使います。
圧力センサー内蔵 |
ペダルを踏んでマスターシリンダー内の圧力が高まったときにセンサーが反応してスイッチを動作させる仕組みになっています。
YZF-R25のバンジョーボルトはM10×P1.25 です。
②ブレーキオイル
ホンダ車はうちにないけど!? |
YZF-R25のブレーキオイルの指定であるDOT4を準備します。
買ったのはホンダの500ml缶ですが、ヤマハのバイクに使っても問題ありません。むしろコイツが一番安いし性能がいい!
ブレーキオイルは吸湿する性質があって、キャップを開けると長く保管できないのでマメに交換しないなら少量のもので充分です。
③オイル交換セット
ブレーキラインのエア抜きやオイル交換で使います。
ポンプ(注射器)が医療用のニプロ(∩´∀`)∩ |
チューブだけでもいいのですが、ポンプがあるとエア抜きがすごく楽なのでアクティブのチューブ1mものにしました。
油圧ブレーキスイッチ交換!
それでは交換していきたいと思います。
リアだけでいいよ |
リザーバータンクをまっすぐにするために、まずはメンテナンススタンドで車体を浮かせます。
ぞうきんとかをグルグル巻きにする |
ブレーキオイルは浸食性がものすごく高くて塗装などに付くと剥がれや変色の原因にもなるので、リザーバータンクやキャリパーに雑巾などの布をぐるぐる巻きつけます。
バケツは必須 |
万が一ブレーキオイルがこぼれたりしたらすぐに水で洗い流せばいいので、バケツいっぱいに水を入れて準備しておくといいと思います。
ダイヤフラムにオイルが付いてるから注意 |
ちょっと汚れてた |
液面高さ |
準備できたらリザーバータンクのキャップを開けてダイヤフラムを外し現状の液面の高さを測定します。
これはブレーキパッドによって液面の高さが変わってくるので、ブレーキオイルの量をここで変更してしまうとパッドを新品にしたらリザーバータンクからあふれてしまったり、パッドが減ったらオイルが足りなくなってしまったりするからです。
ブリーダー |
キャップが外れた |
レンチを入れてからホースをつなぐ |
キャリパーのブリーダーのキャップを外し、8mmレンチを通してからエア抜き用のチューブを差し込みます。
ポンプ準備 |
チューブの反対にポンプを接続したら8mmのレンチでブリーダーを1/4回転ぐらいゆるめます。
ブレーキオイルが出なくなったら油圧ブレーキスイッチに交換します。
バンジョーボルトはマスターシリンダーの上についているもので、レンチサイズは12mmです。
油圧ブレーキスイッチに付いてきた2個のパッキンは、ホースの上下に取り付けして挟み込むようにします。
スイッチの配線は細いので断線させないように注意して下さい。
油圧ブレーキスイッチに交換したらエア抜き作業をするために、リザーバータンクにブレーキオイルをいっぱいまで入れます。
そしたらさっきと同じ要領でブリーダーのボルトをゆるめてポンプでオイルとエアを吸いだしていきます。
たださっきと違いオイルを空にするためだけではなくエアを抜くことが目的なので、リザーバータンクのオイルが空にならないように注意します。
出てくるエアが小さくなってきて、最終的にはエアが出てこない状態になったらブリーダーを締めこみます。
するとさっきまでスカスカの手ごたえだったブレーキペダルに手ごたえがあるようになっていると思います。
リアタイヤを回しながらブレーキをかけて、きちんと効いていればエア抜きは完了です。
肝心の油圧ブレーキスイッチは、ペダルがいい感じのところで接点がきちんと動作していました(*´ω`*)
配線はコネクタでの接続が無理そうだったので…
エーモンの配線コネクタで純正ブレーキスイッチに接続しました。
最後にエンジンをかけてリアブレーキを踏んでブレーキランプが点灯することを確認しました(∩´∀`)∩
自分はかなりリアブレーキを使うので、これでようやく安心して走ることが出来ます。
そして油圧ブレーキスイッチにしたことでもう一つメリットがありました!
それは、ブレーキペダルを調整した時にブレーキスイッチの調整が不要になったことです。
バックステップにしたことで仕方なく交換しましたが、構造もシンプルになるし、メンドくさいブレーキスイッチの調整も不要になるので、このまま不具合がなければSV650ABSとかにも付けてみようかなと思っています。
ではでは、また。
ポンプでオイルを吸引し、いっぱいになったら捨てるをブレーキオイルが出なくなるまで繰り返します。
抜いたオイルを貯めておく用のペットボトル |
からっぽ |
ブレーキオイルが出なくなったら油圧ブレーキスイッチに交換します。
レンチサイズは12mm |
バンジョーボルト |
バンジョーボルトはマスターシリンダーの上についているもので、レンチサイズは12mmです。
バンジョーホースの上下に付属のパッキンを入れる |
油圧ブレーキスイッチに付いてきた2個のパッキンは、ホースの上下に取り付けして挟み込むようにします。
しっかりと締める |
スイッチの配線は細いので断線させないように注意して下さい。
ブレーキオイルをいっぱい入れる |
油圧ブレーキスイッチに交換したらエア抜き作業をするために、リザーバータンクにブレーキオイルをいっぱいまで入れます。
エアだらけ |
そしたらさっきと同じ要領でブリーダーのボルトをゆるめてポンプでオイルとエアを吸いだしていきます。
たださっきと違いオイルを空にするためだけではなくエアを抜くことが目的なので、リザーバータンクのオイルが空にならないように注意します。
エアが小さくなっていく |
出てくるエアが小さくなってきて、最終的にはエアが出てこない状態になったらブリーダーを締めこみます。
ブレーキテスト |
するとさっきまでスカスカの手ごたえだったブレーキペダルに手ごたえがあるようになっていると思います。
リアタイヤを回しながらブレーキをかけて、きちんと効いていればエア抜きは完了です。
テスターで確認 |
肝心の油圧ブレーキスイッチは、ペダルがいい感じのところで接点がきちんと動作していました(*´ω`*)
コネクタ |
配線はコネクタでの接続が無理そうだったので…
純正スイッチは残しておくことにした |
必殺:カニさん |
エーモンの配線コネクタで純正ブレーキスイッチに接続しました。
またサイドカバー下に収納した |
ブレーキランプ付いた |
最後にエンジンをかけてリアブレーキを踏んでブレーキランプが点灯することを確認しました(∩´∀`)∩
まとめ。
目立たないのもgood! |
自分はかなりリアブレーキを使うので、これでようやく安心して走ることが出来ます。
そして油圧ブレーキスイッチにしたことでもう一つメリットがありました!
それは、ブレーキペダルを調整した時にブレーキスイッチの調整が不要になったことです。
バックステップにしたことで仕方なく交換しましたが、構造もシンプルになるし、メンドくさいブレーキスイッチの調整も不要になるので、このまま不具合がなければSV650ABSとかにも付けてみようかなと思っています。
ではでは、また。
0 件のコメント :
コメントを投稿