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窓から見える黒い液体がすごく気になる…。
嫁ちゃん
すぶたんは2018年式だよ!
すごく黒い… |
うちのSV650ABSも早いもので製造から2年以上経過し、ブレーキフルードの汚れ具合が目立ってきたので交換していきます。
このボルトを外す |
準備が出来たら、リアブレーキ側から交換していきます。
リアのリザーバータンクはフレームの下にもぐってしまっているため、このままだと蓋が開けられないので固定しているボルトを外して手前に引き出します。
レンチサイズは8mmです。
リザーバータンクの周りにウエス等を巻き付ける |
ブレーキフルードは浸食性がすごいので、垂れた場所を放置しておくと剥がれや変色の原因になります。
なのでリザーバータンクを手前に引き出したらウエスを巻き付けて、ブレーキフルードがこぼれても大丈夫なように養生をします。
手に付いちゃったときも使える |
これとは別にブレーキフルードは水で流せば中和されるので、作業時は近くに水をたっぷりいれたバケツを準備しておくほう安心だと思います。
外したチューブをそのまま洗えたりするので便利ですよ。
ブレーキフルードは水が天敵なので、最後にしっかりと拭き取っています。
12mmだった |
ブレーキフルードが見えるようになったら、今の液面の高さを測ります。
これはブレーキパッドの摩耗量によって液面の高さが変わってくるためで、交換した後も同じ量にする必要があります。
アクティブのブレーキフルード交換セット |
レンチサイズは8mm |
反対にはペットボトル |
ブリーダーに8mmのレンチをかけてからチューブを差し込み、チューブの反対側はペットボトルなどで古いブレーキフルードを受けられるようにしておきます。
ここまで準備が出来たらペダルを5回ぐらい踏み込みます。
そして、そのまま踏んだ状態をキープします。(戻したらエアが入っちゃうので注意して下さい!)
90°ぐらいゆるめる |
この状態でブリーザーをゆるめると、ペダルがさらに踏み込めるようになり、チューブからブレーキフルードが出てきます。
ペダルの踏み代がなくなったらブリーザーを締めてペダルを元に戻します。
ただしタンク内が空になってしまうとブレーキホース上にエアが入ってしまうので、液面の高さが下がってきたら新しいブレーキフルードを補充していきます。
透明になったらOK |
これを繰り返しリザーバータンク内とチューブから出てくるブレーキフルードが透明になったら、交換前の液面高さと同じレベルに調整し、ダイアフラムと蓋を閉めたらブレーキフルードの交換は完了です!
ウエスの養生は必須 |
すごく黒くない? |
フロントブレーキ側もほとんど手順は同じで、最初にリザーバータンクの周りをウエスでしっかりと養生し、蓋を開けてダイアフラムを取り外します。
フロントは垂れると広範囲に影響するので、タンクやフロントフォークなどをビニールでくるんでおくと安心です。
古いのは一気に吸い出しちゃう |
フロントブレーキは容量が大きくリアと同じやり方だとすごく時間がかかるため、ポンプで直接リザーバータンクから古いブレーキフルードをギリギリまで吸いだして、新しいブレーキフルードを補充します。
これでだいぶ時短になります。
ゆるめてピュー♡ |
1.2.3.4.5ピュー♡ |
ブレーキレバーを5回握ったらキープし、ブリーザーをゆるめて古いブレーキフルードを出していきます。
ダブルディスクの場合、ホースが長い右側から作業をしていきます。
ぴかぴかっ |
右側のブリーザーからきれいなブレーキフルードが出てきたら、左側も同じように実施します。
最後に液面の高さを合わせてダイアフラムを付けて蓋を閉めれば、フロントブレーキ側のブレーキフルード交換も完了です(∩´∀`)∩
まとめ。
これは次のエンジンオイル交換の時にまぜて捨てる予定 |
ブレーキフルードを交換したらブレーキのタッチがすごく良くなりました(*´ω`*)
簡単に交換できるしブレーキフルードもそんなに高いものではないので、マメに交換していきたいですね!
ではでは、また。
2021年12月24日追記。
フロントブレーキ側 |
交換から約1年経過したのでブレーキフルードを交換しました。
前回は2年だったのでまだイケるかな?と考えていましたが、思った以上に茶色くなっていました。
性能を維持するなら半年ぐらいの周期で実施していったほうが良さそうですね。
ではでは、また。
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