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純正はダンロップのROAD SMARTⅢ。
スリップサインとこんにちは |
SV650ABSが純正で履いていたのは、ダンロップのROAD SMARTⅢです。
リアタイヤはまだ溝に余裕があるが… |
ステップのバンクセンサーを擦るぐらい傾けても全然滑らないし、走り出しのタイヤが温まっていない状態からでもよくグリップしてくれる、すごくいいタイヤでした!
約7,600Km |
だけど一定以上タイヤが摩耗すると性能が極端に低下するらしく、スリップサイン近くではほとんどグリップしなくなるし、曲がりずらい感じが強くなりました。
トレッドもめくれてきちゃう! |
なので溝的にはちょっと早い感じですが、楽しく&安全に乗れるようにとタイヤ交換をすることにしました(∩´∀`)∩
次のタイヤはスポーツ性を少し上げてみる!
Newタイヤ |
で、選んだタイヤはミシュランのパイロットパワー2CTです。
初ミシュラン |
2006年から製造が始まったのですが、根強い人気のおかげで今でも販売されているスポーツタイヤです。
SV650のタイヤがもうすぐ終わりそう。— でかじよー (@dekajiyo) February 4, 2020
北海道も走れるスポーツタイヤだと、なにがいいんだろう?
ちなみに最初の候補は、ダンロップのαー14でした。
フロントは2019年1週目製造 |
リアは2019年07週製造 |
ただ今年のGWも北海道ツーリングに行くつもりなので、ハイグリップタイヤだとタイヤがもったいないなと思い断念。
だけど、今のタイヤよりはスポーツ性能も上げたい!とライフ&スポーツ性の両方で考えていったら、正直コイツしかいませんでした!
タイヤ表面がやわらかくてネバネバしてる |
…なにより安いし(; ・`д・´)そこかよ!
SV650ABSの120/70-17と160/60-17という汎用性が高いサイズのおかげか、スポーツタイヤでも前後セット送料込みで30,000円を切ってくれました!
タイヤは手組みで交換するよ。
SV650ABSのタイヤもYZF-R25と同じように手組みで交換します!
最初に準備するものを紹介しておきます。
ビードブレーカー。
タイヤレバー。
ビードワックス。
リムガード。
虫回し。
タイヤ交換!
タイヤ交換準備! |
まずはホイールを外すためにメンテナンススタンドで持ち上げます。
このボルト2本を外す |
そしたらホイールを外すのに干渉するブレーキキャリパーを写真の2つのボルトをゆるめて取り外します。
レンチサイズは14mmです。
ぶら~ん |
キャリパーは左右共に外しておきます。
ラジエターが一番いいところだった |
取り外したキャリパーはインシュロックとかで引っ張って固定します。これでホイールの脱着の邪魔になりません。
アクスルシャフトのゆるみ防止ボルト |
次にピンチボルトをゆるめます。
レンチサイズは10mmです。
アクスルシャフトは六角 |
くるくるっ |
外れた! |
続いて六角ボルト12mmのアクスルシャフトをゆるめて引っこ抜けばフロントホイールが外れます。
車体左側にはホイールとフォークの間にカラーが入っているので注意して下さい。
ここからが本番 |
タイヤの下にはディスク干渉用の木枠と傷防止でバスタオルを引いてる |
マスキングテープをしたほうがいいよ! |
ホイールが外れたら虫回しでバルブコアをゆるめてエアを抜き、ビードブレーカーでビードを落とします。
ビードは一か所でも落ちれば他のところは手でも落とせます。
半分までは手で入れる |
ひざで押さえてタイヤレバーで無理やりはめこむ |
もう片方のサイド側の半分までは手で押し込んで、ホイールからタイヤが外れないように膝で抑え込みながらタイヤレバーを使ってはめこみます。
ちなみにミシュランのタイヤは軽点の表示がないので、タイヤを組み込む位置は気にしなくてOKです!
ビードとホイールの間に手を入れないように |
タイヤを組み込んだらバルブコアを付けない状態でコンプレッサーでエアを吹き込みビードをあげます。
パン!パンッ!と2回大きな音がしたら、ビードがあがった証拠です。
ビードがあがったらバルブコアを組んで適正な空気圧に調整します。
次はリアタイヤ |
続いてリアタイヤの交換をしていきます。
ABSセンサー |
まずはアクスルシャフトが外れた瞬間などにホイールが傾くと接触し破損させたりする可能性があるので、最初にABSセンサーを外しておきます。
レンチサイズは8mmです。
レンチサイズは27mm |
こっちは19mm |
そしたらアクスルシャフトをゆるめて抜きます。
トルクレンチ |
力もいらないので便利 |
アクスルシャフトはホイールを支える大事な部品なので、トルクレンチがあると便利です。
ちなみにこのアクスルシャフトの規定トルクは100N・mです。
最初にチェーン |
アクスルシャフトが抜けたらスプロケットからチェーンを外し、スイングアームに引っ掛けておきます。
そこまで難しくないよ |
ブレーキキャリパーを外して後ろに引き出せばホイールが外れます。
ビード落とし |
タイヤ取り外し |
タイヤ組み込み |
後はフロント同様にタイヤを組み替えます。
ビードがなかなか上がらんかった(/・ω・)/ |
ただタイヤサイズが太くなった分うちにあるコンプレッサーだとエア容量の関係で何回やってもビードがあがらなかったので、タイダウンベルトでタイヤ潰し+体重を乗せるという荒業で無理やりビードをあげました!
そして、サブエアタンクが欲しいなと思った瞬間でもありました(´・ω・`)
これより太いタイヤは手組みではやりたくないかも… |
ビードがあがったら空気圧を適正値にしてホイールバランスを取り(リアは15gでつり合いました!)、さっきと逆の手順でホイールを組み込んだら…
まとめ。
フロントも端まで使える |
公道で走る分には文句なしのレベルだと思います。
2006年から長い間支持されている理由がわかりました。
レビューを読むとライフも長いとあるので、どのぐらい走れるのか楽しみです(∩´∀`)∩
ではでは、また。
2020年9月10日追記。
リアタイヤ |
アップ |
交換後約9か月、走行距離5,371Kmでリアタイヤのスリップサインまで約1mmぐらいになりました。
フロントはまだ2~3分ぐらい残っています。
トルクが強いVツインエンジンを搭載しているのでタイヤの減りが早いとはいえ、期待していたよりはライフが短かったです…。(乗り方もあるかもしれませんが)
ただ標準で履いていたダンロップのロードスマートⅢは、このぐらい溝が減ってくるとほとんどグリップしなかったのに対して、2CTはここまで摩耗した状態でも接地感が高く倒し込みもヒラヒラとしています!
多分ですが、雨さえ降らなければスリップサインを超えても使えそうな気がします。
次はこのタイヤ |
今回は北海道ツーリングに行くためにタイヤを新品にしたかったこともあってギリギリまで使えませんでしたが、価格に対しての性能がすごく良かったので、機会があったらまた履かせてみたいタイヤです。
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