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初のタイヤ手組み交換にチャレンジ!
YZF-R25を今後サーキットで走らせていこうと思った時に、コストがもっともかかるであろうタイヤの価格は抑えたいと思っていました。
ブリジストン派 |
今回はブリジストンRS10を履かせたかったのですが、このタイヤをバイク用品店で交換した場合の見積もり価格は、工賃約6,000円(廃タイヤ代込み)を含めて約46,000円。
ネットでタイヤのみを安く購入した場合が、約32,000円。
一回の交換の差額がおよそ14,000円。
摩耗の激しいハイグリップタイヤをどんどん使っていくため、この積み上げが馬鹿にならない金額となっていくことがわかっていたので、手組みによるタイヤ交換へとチャレンジしてみることにしました(∩´∀`)∩
準備したもの。
ビードブレーカー。
タイヤのビードを落とすのに使います。
アストロプロダクツ製 |
安いのが魅力 |
こいつは支えが不安定だし使いずらいという欠点もありますが、よっぽどの古いタイヤじゃないかぎりビードを一か所落とせば他の部分のビード落としが楽に出来ると思うので、正直これで充分です!
なにより安いのが魅力です。
虫回し。
タイヤのエアを抜くのに使います。これも虫回しドライバーであればなんでもOKです!
エーモンは長いのと短いのがセットになってる |
ビードワックス。
タイヤのビードとホイールのリムの密着をよくするために塗ります。
お試しサイズ |
スポンジは一回の交換でダメになるので、100均とかでいっぱい買っておくと便利です!
タイヤ交換!
①ホイール外し。
アクスルシャフトを緩めるだけ! |
意外と簡単 |
まずはホイールを取り外します。
フロントはメンテナンススタンドで上げてアクスルシャフトをゆるめて抜くだけです!
リアもアクスルシャフトから外す |
チェーンをひっかけて… |
キャリパーを固定して… |
外れた! |
リアはアクスルシャフトを引き抜いたあと、チェーンとキャリパーをスイングアームに固定してホイールを外していきます。
ホイールが外れた! |
②タイヤ外し
エアキャップを外して… |
虫回しでクルクル… |
最初に虫回しでバルブコアを外して空気を抜きます。
一気にゆるめるとバルブコアが吹っ飛んでいってしまうことがあるので、少しずつ回すのがポイントです。
リムすれすれを狙う |
ボフって音がする |
ビードが落ちた状態 |
空気が全部抜けたらビードブレーカーでビートを落としていきます。
リムのすぐ近くを狙うようにするとそこまで力もかけずに出来ると思います。
またアストロプロダクツのビードブレーカーのリム押さえの金具は外しておいた方が使いやすいです。
最初はかなり力ワザ |
リムに傷が付かないようにプロテクターを装着し、タイヤレバーをタイヤとホイールの間に入れて外していきます。
少しずつ外していく |
タイヤレバー抜いてしまうとタイヤがホイールの方に戻ってしまうので、タイヤレバー2本を足で押さえながら3本目のタイヤレバーでこじっていくような感じで、少しずつ外していきます。
外れた(*´ω`*) |
半分以上タイヤが回れば残りは手でも外せます。
逆サイド側のビードも同じような要領でやればタイヤ外しは完了です!
タイヤ取り付け。
ぬりぬり… |
新しいタイヤを組む前に、タイヤのビード部分とホイールのリム部分の両方にビードワックスをたっぷりと塗っていきます。
ここまでは手でイケる(∩´∀`)∩ |
そしてタイヤの回転方向をチェックしたら、最初は手でタイヤをホイールに押し込んでいきます。
軽点 |
この時にタイヤの一番軽いところに黄色のマークが付いている(銘柄によってはない)ので、ここをホイールのエアバルブの下に合わせます。
ここをあわせておけば基本ホイールバランスは不要(らしい)です。
外しの逆手順 |
最後はちょっと力ワザ |
後は外した時と逆の手順でタイヤをホイールに組んでいきます。
ビードとリムの間に指をいれないように! |
タイヤが入ったらバルブコアを付けない状態でエアを入れてビードをあげます。
パン!パン!と2回音がすればビードがあがった証拠です。
最後にバルブコアを付けて適正な空気圧に調整したらタイヤ交換は完了です(∩´∀`)∩
④ホイール取り付け。
フロント |
リア |
フロントもリアもタイヤを交換する方法は基本的に同じなので、両方とも組み換えをしたらホイールを組んで行きます。
速く走れる気がする( *´艸`) |
新品タイヤに刻まれたこの文字を見るのが好き! |
これでタイヤ交換は完了です!
まとめ。
何Kmもつかな… |
皮むき中 |
タイヤ交換後のレビューです。
皮むき後 |
ケシゴムのように溶けてきてる |
RS10はサーキット走行を目的に作られただけによく傾いてくれるし、ものすごく粘ってグリップしてくれます!
正直いうと公道だともったいないぐらいのスペックのタイヤです。
だけどこれで準備は整いました…次はいよいよサーキットに挑戦です!!
ではでは、また。
限界まで使ったのでレビューしてみる。
フロント・リア共にスリップサインギリギリまで使ってみたのでレビューしてみたいと思います。
TRIPの2はタイヤ用にしている |
まずライフですが、サーキット4回(1日15分×6本)とそれ以外は公道使用で4274Kmでした。
サーキットで使っているのでなんともいえませんが、ハイグリップタイヤの中では寿命が短いです。
特に寒い季節に走行すると急激に摩耗する感じがします。
グリップについては申し分なく、軽快なハンドリングやギャップ吸収性があるので乗り心地がいいです。
スリップサインのギリギリでもグリップがほとんど変わらないので、上のリアタイヤのように溝がほとんど消えるぐらいまで使えます。
ただ温度依存性が高く路面温度が低いとすぐ滑ります。
自分は外気温が6℃から8℃ぐらいでサーキットを走った時に、タイヤが全然あったまらずにフロントからスリップダウンしました。
またWET走行はすごく苦手な印象です。雨が降るとタイヤが全然あったまらないためか接地感がほとんどなくなります。
正直言えば晴れの温度が高い日しか使えないタイヤなので、今後同じレベルのハイグリップタイヤを履こうと思ったら、耐摩耗性があるピレリのコルサⅢか冷間時でもグリップするダンロップのα14の方がいいかなと思ってます。
ではでは、また。
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