メルカリでYZF-R3を購入したら事故車だった話。

バイク メルカリ 事故車

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サーキットを走れるバイクが欲しかったのよ。


まずね。


バイクを追加で買おうと思った理由は、サーキットを走りたかったから。


サーキット専用にするならナンバーも保安部品もいらんし、安ければいいやと適当に探して見つけたのが今回つかまされたYZF-R3。


いろいろあるから細かく情報は書けないけれど…

・2016年式
・走行距離は約4,700Km

メルカリで出品されている他のYZF-R3よりちょっとだけ安く提示されていました。


このちょっとだけってのが憎くて、あんまりにも安いとなんかあるぞと怪しむのに、少しだけ安いと掘り出しもんやーって先入観を持っちゃうよね??(だまされやすいとも言う)




そして現車を見に行き乗って帰ってきた!

モザイク無しでさらしてやりたい

現車確認したいぜと約束をして、イニシャルDで有名なあの県へと向かいます。

モザイク処理って楽しいな

待ち合わせ場所で現車を見せてもらうとカウルがすごくきれいだし、試乗をさせてもらってエンジンの調子よさそうなことを確認しました。


ぱっと見はエンジンやフレームに大きな傷も見当たりませんでした。

ミラーのボルトがなかった

現地で気になったのはミラーのボルトが両側1本ずつ付いていなかったこと。


それとカウルとカウルの隙間が少し空いているなーと思ったことぐらい。


この時は転倒履歴があると言っていたし、スライダーにも傷があったので、立ちゴケぐらいかな?なら簡単に直せるやろって簡単に考えて、その場で買うことを決めました。


この時の交渉で…

・このまま乗って帰る
・名義変更は相手側で実施する。
・保証金として30,000円預かる。
・名義変更とか全て終わってから受け取り評価をする。

を決めました。


これを書いている今は知っているけれど、メルカリで受け取り評価をしてしまうと取引のキャンセルが出来なくなっちゃうんだよね。


ホント現地で受け取り評価をしなくてよかったよ!グッジョブ、過去の俺!!




で、走る前の点検をしようと思ってカウルを外すと…。


高速道路を使ってグンマー帝国から帰ってきた次の日、サーキットを走る前の点検をするために購入したYZF-R3のカウルの取り外しをしていきました。

この隙間も怪しいなーとは思ってんよ(言い訳)

すると作業の途中で、いきなりヘッドライトも一緒に外れてくるではないですか!


ヘッドライトってカウルに固定されてたっけ?普通はフレームだよね??

めっちゃ修正跡があるやん

正解は越後製菓…じゃなくてフレームです!!


ヘッドライト周辺のフレームがめちゃめちゃでまったく固定されておらず、カウルだけで支えられていました。


この場所はメーターの下でカウルを全部外さないと見えないところなので、上手く隠してやがるぜ。


この感じからしてかなりの事故をしたバイクなんじゃね?ってことで、フロント周りを細かく見ていくと…

タイヤが当たったよね?
フロントフォークも油漏れがひどい

ラジエターの真ん中が思いっきり凹んでいたり、フロントフォークからめっちゃ油漏れしてるし、ホーンのボルトも一本付いていなくて緩んでいるし。(おい)

メータも交換されてる??

この状況をいろんな人に見てもらったけど、フロント周り全損クラスの事故をしたものを中古かなんかの部品で無理やり直したバイクっぽいことがわかりました。


メーターについてもコネクタの色が少し違うことから多分交換されているだろうということでした。


外から見えるところだけはきれいに直しているので、すごく悪意を感じます。


というかこんなバイクで高速道路を走行してきたのかー?!?




キャンセル交渉!


あからさまにヤバイところを見つけてしまったし、現状を知ってしまったので、キャンセルの交渉バトル開始です。


キャンセル交渉は、いきなり電話をしました。


最初から騙す気で売っているから電話番号も嘘なんだろうとダメ元で電話をかけたら、きちんと売主につながったのでちょっとだけびっくり。


相手に「カウルをバラしたら事故っぽい跡がいっぱい出てきたぞ!ぷんぷん!!」と説明。


すると「それは知りませんでした。」との答えが返ってきました。


これは揉めるパターンのやつだ!と思いながらもキャンセルしたい旨を伝えるとわかりました。」とあっさり了承。あれバトルじゃない?


ただ了承後から相手が渋りはじめます。


「キャンセルのやり方がわからないから…」
「バイクの返送はどうすればいいのかわならない…」


のらりくらりとはっきりしない返事ばっかりなので、


「陸送はそちらで手配して下さい。」
「陸送費は先日お渡しした預かり金で払っていいから!メルカリのキャンセル申請はこっちで処理するから」


と言ってキャンセル交渉を無理やり進めました。


ホントはね、事故車をつかまされたこちらが陸送費を払う必要はないです。


だけどこのまま交渉が長引いて車両代と預かり金の両方を取られるよりは、渡してしまっていて帰ってこなそうな預かり金をうまく使う方が早期に解決出来るかなと思いました。


つまり損切りってやつです!


その後はスムーズにキャンセル交渉が進み、無事にバイク代の返金と陸送処理が終わりました。ツカレター。




まとめ。


以上がメルカリでYZF-R3を購入したら事故車だった話でした。

ヘルメットロックのカギがない
カギに付いているプレートが怪しい

今になって冷静に考えてみると…

・ラジエターの曲がり
・フロントフォークの油漏れ
・外装が青なのにホイールのリムステッカーが赤いこと
・ヘルメットロックのカギがない
・キーについているプレートが変

怪しいところがいっぱいあったので、きちんと確認すれば気付けたんじゃないかなとすんごく反省をしています。


今回のことで失ったものは預かり金+高速料金で約40,000円ぐらい。


だけど今回得た経験は金額以上の経験値になりました。


みなさんも中古のバイクを買うときは、よく現車を確認しましょうねー!


ではでは、また。


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